ダイエットにはベージュ細胞を味方につける

脂肪細胞の種類としては、白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞と呼ばれるものが一般的でした。白色脂肪細胞は、余分なカロリーを中性脂肪として蓄える役割を持っており、全身のあらゆる部位に存在しています。いわば、ダイエットの敵とも言える脂肪細胞です。それに対し褐色脂肪細胞は、首や肩まわり、心臓などのごく一部にしか存在しておらず、余分なカロリーを熱に変え消費する作用を持っています。ですからダイエットの味方とも言える脂肪細胞です。褐色脂肪細胞を増やすためには、これが存在している首や肩まわりにストレッチなどで刺激を加えることが有効だと言われています。またトウガラシなどに含まれているカプサイシンには、白色脂肪細胞の褐色脂肪細胞化を促す作用があるとも言われています。ですからこれを使用した、いわば脂肪燃焼スープを利用すればより効果的に褐色脂肪細胞を増やすことができるわけです。ただし褐色脂肪細胞の数は年齢と共に減少していきますし、こうした方法で増やすのにも限度があります。そこで登場するのが、最近、明らかになった新たな脂肪細胞、ベージュ細胞の存在です。ベージュ細胞は、寒さや運動によって増加すると言われています。そして、その際に発生するホルモンの分泌によって、白色脂肪細胞をベージュ細胞に変換させる作用があることも明らかになっています。白色脂肪細胞からベージュ細胞に変換されたものは、UCP1と言うたんぱく質を発現させます。このUCP1は褐色脂肪細胞が多く持ち、体の熱消費量を高める作用を有しているため、ダイエットにはうってつけの存在と言えます。カプサイシン成分を取り入れた脂肪燃焼スープは、ベージュ細胞の新生や維持にも役立つと言われています。脂肪燃焼スープで汗をかく、そしてその後に体が冷えることで、交感神経が活性化される。するとより活発に体を動かすことができ、そのことでベージュ細胞の増加が期待できると言うわけです。